時代は西洋文明(イギリス)から東洋文明(日本)へ ~イソップ物語『アリとキリギリス』も参考に~

みなさん、イソップ物語『アリとキリギリス』から「アリとキリギリス」って童話、覚えてますか?夏の間、一生懸命働くアリと、遊んでばかりのキリギリスの話。これ、実は日本とイギリスを象徴してるんです。

日本ってコツコツ真面目に働くイメージが強いですよね。勤勉で、地道に積み上げていくのが得意な国民性。まさにアリ!一方で、イギリスってどこか「優雅な貴族文化」や「紳士の余裕」みたいな雰囲気ありませんか?キリギリスの「楽しむことも大事」ってスタイルに似てる気がします。

でも、面白いのが、どっちが正しいとかじゃなくて、それぞれの生き方に意味があるってこと。アリの真面目さが冬を越える力をくれるように、キリギリスの余裕が文化を豊かにしていく。この対比、めちゃくちゃ深いと思いませんか?


日本(東洋文明)は陽(太陽)、イギリス(西洋文明)は陰を表す

さて、日本って「日の本(ひのもと)」、つまり太陽の国ですよね。古代から太陽信仰があったり、神社も「朝日」に向かって建てられてたり。これって完全に「陽=太陽」の象徴。

「日(ひ)」は太陽を指し、「本(もと)」は「起源」や「基(もと)」を意味しますね。すなわち、日本は「太陽が昇る場所」、「日の出の国」として解釈された来たんだ。

一方で、イギリスを表す「イングランド(England)」って、「陰(イン)の土地(グラウンド)」とも読めますね。日本と同じ島国で経度も近いですが、作物はあまり育たないことでも有名です。

歴史的に霧が多くて薄暗いイメージもあるし、実際、夏でも天気が悪い日が多いとか。文化的にも陰影を大切にするようなところがある気がします。シェイクスピアの劇とか、陰影が深いですよね。

この「陽と陰」の対比って、東洋と西洋の違いそのもの。陽は明るさや生命力、陰は静けさや奥深さを表す。この2つがバランスを取ることで、世界は成り立っているのかもしれませんね。

日本とイギリスの緯度と経度の違い

  1. 日本(東京の経度)
    日本の標準時は東経 135度 を基準としていますが、東京はやや東寄りで、東経約139度45分 付近に位置します。
  2. イギリス(ロンドンの経度)
    イギリスのロンドンは、グリニッジ子午線上に位置し、経度は 西経0度 または 東経0度 とされます。
  3. 日本の標準時(東経135度)とロンドン の経度差:135度−0度=135度 1時間で15度進む地球の自転を基にすると:135度÷15度/時=9時間となり、時差は9時間ですね。

日本の緯度

日本の緯度は、北海道から沖縄まで広がっており、北緯の範囲で位置しています。具体的には、日本の南端(沖縄)は約 24度 北緯に位置し、北端(北海道)は約 45度 北緯に位置しています。つまり、日本はおおよそ 24度北緯から45度北緯まで広がっていることになります。

例:

  • 東京の緯度:約 35.7度北緯
  • 札幌の緯度:約 43.1度北緯
  • 那覇(沖縄)の緯度:約 26.2度北緯

イギリスの緯度

イギリスは北緯で位置しており、イギリス全体の緯度は日本よりもやや北にあります。イギリスの南端は約 50度 北緯に位置し、北端は約 59度 北緯に位置します。

例:

  • ロンドンの緯度:約 51.5度北緯
  • エディンバラ(スコットランド)の緯度:約 55.9度北緯
  • ジョン・オグロ(イギリス最北端)の緯度:約 58度北緯

日本とイギリスで食物の育ち方

1.緯度の違い

イギリスは、緯度が高く、全体的に冷涼な気候です。ロンドンが51.5度北緯、エディンバラが55.9度北緯であるように、イギリスは温帯の海洋性気候に属しており、夏は比較的涼しく、冬は温暖です。そのため、温暖で長い成長期を必要とする作物にとっては、少し厳しい場合があります。

日本は緯度が低く、南北に長いため、気候のバリエーションが豊富です。日本の気候は温暖で、四季がはっきりしており、特に温暖湿潤な海洋性気候が多いため、作物の生育に適しています。南部の沖縄では亜熱帯気候もあり、さまざまな植物が育ちやすい環境です。

2. 地形と地勢の違い

日本とイギリスの地形には大きな違いがあります。これも食物の育ち方に影響します。

  • 日本は山岳地帯が多く、山からの水流(河川)が豊富であり、降水量も多いため、水はけの良い土壌湿った土地が広がります。これにより、湿度を必要とする植物が育ちやすい環境となり、特に森林が豊かで、作物も多様です。日本の田畑は、山から流れ出す水を利用した水田湿地農業に適しています。
  • イギリスは比較的平坦で、広い草原や丘陵地帯が多いですが、降水量は安定しているものの湿度はそれほど高くないため、森林があまり広がりません。また、土壌が石灰質(せっかいしつ)であるため、酸性土壌を好む植物が育ちにくい場合があります。

3. 気候条件の違い

気候条件も日本とイギリスの植物の育成に重要な役割を果たします。

  • 日本の気候は、温暖湿潤で、夏の降水量が多いことから、植物が育つための水分が豊富に供給されます。日本は梅雨という特有の湿気の多い時期があり、これが作物にとって有利です。また、気温差が大きい四季の変化により、春や夏には植物が活発に成長します。
  • イギリスは温暖湿潤気候に近い海洋性気候ですが、温度が日本に比べて低めで、夏の昼間の温度がそれほど高くないため、作物が育つ季節が短いです。さらに、冬の寒さが厳しく、長期間低温が続くため、冬越しが難しい作物もあります。

4. 降水量の違い

降水量の違いも、食物の育ちやすさに大きな影響を与えます。

  • 日本は降水量が非常に多い地域が多く、特に西日本南日本では年間を通して降水量が豊富です。これにより、湿度を好む作物や木々が育ちやすく、日本の森林は非常に豊かな生態系を形成しています。田畑や農作物にとっても、十分な水源が提供されており、稲作や野菜、果物などが豊富に育ちます。
  • イギリスは年間を通して降水量が多いものの、降水量が比較的均等に分布しており、湿度が高くなりすぎることは少ないため、日本のような温帯湿潤気候ほど植物が旺盛に成長する環境にはありません。農業においては、より乾燥気味な土壌や冷涼な気候に適した作物が主流です。

5. 農業技術と土地利用

農業技術や土地利用の方法も、植物の育成に関わる重要な要素です。

  • 日本では、古くから続いてきた農業技術を駆使して、水田を中心とした農業が発展しました。特に水を使う稲作が重要な農業活動であり、温暖湿潤な気候を活かした農業が営まれています。また、地形や土地の特性を活かし、段々畑や棚田など、手作業で土地を改良する方法が取られています。
  • イギリスでは、広大な農地を活用した大規模農業が主流であり、比較的寒冷な気候や短い成長期間を克服するために、作物の選定や栽培技術が発達しています。温帯地方の特性を活かして、例えば穀物やリンゴ、イギリス独特の作物が栽培されています。

6. 文化や農業歴史の違い

日本とイギリスの食物の育ち方には、文化的背景農業の歴史が影響しています。

  • 日本は食文化が多様で、稲作を中心に多種多様な作物が育ち、地域ごとの特色を持っています。古代からの農業技術や、土地ごとの気候適応型の栽培法が発展してきました。
  • 一方、イギリスも農業に対しては深い歴史を持っていますが、伝統的には牧畜業穀物栽培が中心であり、温暖湿潤気候に適した作物や品種が多く栽培されてきました。


太陽系の「9惑星は陰」を表し、「月と太陽は、明るい=陽」を表す

では、太陽系を視点に変えて陰と陽を見てみましょう! 惑星って、基本的に「光を放たない存在」ですよね。つまり「陰」を象徴しています。とくに、太陽系の9惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、海王星、天王星、冥王星:冥王星は準惑星)は、自ら輝きを放つことがないので、影=陰を表します。

一方で、月と太陽って、自分たちで光を届ける天体。月は反射だけど、夜空を照らす役割を持つし、太陽はもちろん、全ての命の源。「陽」を象徴してるのは明らかですよね。また漢字を繋げると「日」と「月」で「明るい」になりますね!

※2025年3月15日の淡路島リトリートツアーでは、満月散策と朝日散策があります。この日に、徳島県鳴門渦潮の地で、成龍杜が行う「月と太陽のエネルギー降ろしの儀式」を行います!ぜひ、積極的なご参加をお待ちしております。

これを日本とイギリスに当てはめてみると、日本は「太陽」の国。明るくエネルギッシュな文化を生み出してきた。一方で、イギリスは「陰影」を大切にする土地。静かに光を受け止め、深みのある文化を育んできた。

でも、陰と陽はどちらも大事。太陽だけじゃ眩しすぎるし、陰だけじゃ暗すぎる。夜だけの世界も昼だけの世界も上手くいかない。晴れの日も雨の日も必要。すべてがどちらも必要としていますね。

「陰と陽」この2つが絶妙に絡み合っているからこそ、私たちの世界は成り立っている。だからこそ、日本とイギリスの違いは「対立」じゃなくて「補完」なんですよね。


こんな感じで、「アリとキリギリス」から宇宙の話までつながるって、考えるだけで面白くないですか?皆さんはどう感じますか?ぜひコメントで教えてください!

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