時間は相対的なものです。絶対的なものではありません。
大昔は時計もなかったし、赤ちゃんは時間を意識していません。
例えば、低地より高い山の方が、若干時間は早く進む。
また、高速で進むロケットに乗った場合は、地球の時間と比較した場合時間が遅く進むことが分かっている。
光の速度の99%の速さの宇宙船であれば、宇宙船の1年は地球時間で約7.1年です。
光の速度の99.99%の速さの宇宙船であれば、宇宙船の1年は地球時間で約70.2年です。
欧州原子核研究機構(CERN)にある大型ハドロン衝突型加速器(LHC)という装置では、素粒子(陽子)を光速の99.9999991%の速さまで加速させ、それらをぶつけることで新たな素粒子を生み出す実験をしています。
その時間間隔は地球の数百年分を表します。
一方、過去と言うのは存在しません。
過去の記憶や感情は今、あなたの頭の中にある妄想です。
「では、私にあなたの過去を見せてください」と言った場合、あなたは過去の写真を持ってくるでしょう
その写真は今ここにあるものです。過去の産物ではないのです。
今あなたがイメージしているものです。知覚で感じているものです。
脳内の妄想です。
未来はより顕著になります。
貴方が想像した未来はどこにも存在しません。
ペンシルバニア大学の研究では、心配事の79%は起こらない。また、16%は準備する事で対処が可能としています。
しがって、実際に起こることはわずか5%です。
実在するのは、今この瞬間だけです。
未来も過去も実在しない妄想なのです。
固定観念を手放すこと。あなた自身の大いなる源に意識を向けること。そして、今を生きること。
有るがままのこの世界を受入れられるようになる
有るがままの世界が表します
時間は過去から、現在、未来に流れるというのは西洋的な時間感覚
時間は未来から、現在、過去に流れるというのが東洋的な時間感覚
後者の場合は、準備するというより、訪れてくる現実に対し、柔軟に臨機応変に対応する必要がある
東洋では陰陽を重要視する
「自分は幸せに生きるのだ」という自己実現も大切にする一方で、未来から訪れてくる現実に対し有るがままに受け入れ、柔軟に対応することが大切です。
その考えを身に付けると「無敵」になります。
陰:未来から来る望まない現実に対し柔軟に臨機応変に対応する力
陽:自らの意思や希望や夢をかなえようとする力
時間に囚われないことも重要です