「弥勒菩薩が56億7000万年後にこの世に降臨する」の本当の意味

弥勒如来(みろくにょらい)とは、はるか遠い未来にこの世に降りてくる仏さまのこと。弥勒仏(みろくぶつ)とも呼ばれます。

お釈迦様(釈迦如来)の入滅後(亡くなった後)の「56億7000万年後というはるか遠い未来に、お釈迦様の後継者として、弥勒如来がこの世に降臨する」とされていますが、これは仏教における未来仏の概念に基づいています。
お釈迦様の入滅後(入滅紀元前4世紀頃の2月15日)、仏のいない時代が続き、やがて弥勒菩薩が未来仏(みらいぶつ)として現れて衆生を救済する、というものです。

弥勒菩薩はお釈迦様の弟子の一人であり、未来に仏となることが約束されている「未来仏」となります。

それまでの間は、はるか上空にある兜率天(とそつてん)と呼ばれる場所で、弥勒菩薩として如来になるための修業を積んでいます。

弥勒菩薩と弥勒如来の違い

弥勒菩薩と弥勒如来は異なりますが、実は同じ存在の別の状態を指しています。違いを簡単に説明すると、以下のようになります。

1. 弥勒菩薩(みろくぼさつ)

  • 現在の弥勒は「菩薩」の段階にあります。
  • 釈迦如来(お釈迦様)が入滅した後、弥勒菩薩は兜率天(とそつてん)という天界にいて修行を続けています。
  • 未来に仏になることが約束されている「未来仏(みらいぶつ)」として信仰されています。
    未来仏とは、未来に仏となることが約束されている存在 のことで、特に 弥勒菩薩(みろくぼさつ) が代表的な未来仏とされています。

2. 弥勒如来(みろくにょらい)

  • 未来にこの世に降りてきて悟りを開き、仏(如来)となった状態を指します。
  • 釈迦入滅後、56億7千万年後に地上(娑婆世界、しゃばせかい)に現れ、人々を救うとされています。
    娑婆(しゃば) とは、サンスクリット語の 「サハー(Sahā)」 に由来し、「耐え忍ぶ世界」という意味があります。仏教では、私たちが生きているこの現実世界(人間界)を指し、苦しみや煩悩に満ちた場所 とされています。
    特に、対比されるのが 極楽浄土(ごくらくじょうど) で、娑婆世界は修行や悟りを求める場であり、仏の教えによって救われるべき場所と考えられています。
  • このとき、弥勒菩薩は弥勒如来に変わります。

結論

つまり、弥勒菩薩は「未来に仏となる存在」、弥勒如来は「仏となった後の姿」ということになります。
弥勒菩薩は地上に降臨して弥勒如来となり、衆生を救済するとされています。

弥勒菩薩が56億7000万年後に現れるとされるのは、この入滅から数えたものですが、それが今現在を指す可能性があります。

56億7000万年後は新型コロナウイルス(COVID-19)は今の時代を示している?

56億7000万年後の「567」は「ころな」と読めるため、新型コロナウイルス(COVID-19)を示します。

また、「弥勒(みろく=3つの6=18)」は「567」に分解できる。

さらに、コロナ禍をきっかけに人々の意識が変化しており、新しい時代への転換点になっている。

これらの視点から、現在は「弥勒の世」への移行が進んでいます。

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