1. USAID（アメリカ国際開発庁）
- 設立年：1961年
（ジョン・F・ケネディ大統領によって設立） - 職員数：約 10,000人（2024年現在、うち多くが海外現地採用職員）
- 年間予算：約 290億ドル（約4兆3,500億円）
（主に開発援助、人道支援、災害支援に充てられる） - 本部所在地：アメリカ・ワシントンD.C.
- 活動地域：世界100か国以上
主な活動分野：
人道支援、保健・医療、農業支援、民主主義の促進、経済開発、環境保護、災害対応
2. JICA（国際協力機構）
- 設立年：2003年（現行組織として）
※前身は国際協力事業団（1974年設立） - 職員数：本部・国内約 1,800人、海外現地職員を含めると約10,000人
- 年間予算：約2兆1,700億円（2024年度）
（予算の多くは円借款・無償資金協力・技術協力に使われる） - 本部所在地：日本・東京都新宿区
- 活動地域：世界150か国以上
主な活動分野：
教育支援、保健医療、インフラ整備、農業支援、気候変動対策、災害復興支援、平和構築
2023年 ODA（政府開発援助）の国別規模ランキング
国際援助（ODA：政府開発援助）の規模が大きい国については、アメリカと日本が上位に入っていますが、順位や規模は年によって変動します。
最新のデータ（2023年基準）を基にすると以下の通りです。
1. アメリカ合衆国
- 援助総額：約460億ドル
- 世界シェア：約24%
- 主にアフリカ、中南米、アジア諸国への支援が多く、人道支援や感染症対策、平和構築に力を入れています。
2. ドイツ
- 援助総額：約350億ドル
- 世界シェア：約18%
- 環境保護や難民支援に積極的です。EU加盟国への支援も多いです。
3. 日本
- 援助総額：約170億ドル
- 世界シェア：約9%
- 主にアジア地域へのインフラ整備支援が中心です。気候変動対策や災害復興支援も重視しています。
4. フランス
- 援助総額：約150億ドル
- アフリカ諸国への支援が大きな比重を占めています。
5. イギリス
- 援助総額：約130億ドル
- 保健衛生や教育分野での支援が多いです。
ODAの特徴・規模感
- アメリカは「無償資金協力」が多く、主に緊急支援や食料支援、保健医療に力を入れています。
- 日本は「円借款（低利子融資）」を多用し、アジア諸国の経済発展やインフラ支援に貢献しています。
国民1人あたりの援助額
アメリカは総額で最大ですが、国民1人あたりの援助額だと北欧諸国（ノルウェー、スウェーデンなど）がトップです。
USAID関連のニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c488dcdb68cdce26c3fc467905ce97a9fa15976…https://news.yahoo.co.jp/articles/fb480f92f458e8d7ca0ecea0445cd9714858dce7…https://news.yahoo.co.jp/articles/3f6e31fedb31c0adc5c284bb792a1c6e2df914d2… 米政府効率化省による財務省データ閲覧、連邦判事が差し止め命令 「回復不能な損害の恐れ」
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